地清建設企画は、1979年の創業以来、
設計・測量・補償等の技術を通してクライアントのパートナーとして、数多くの建設事業に携わってきました。
近年頻発する自然災害や社会資本の老朽化など、社会資本整備を取り巻く環境が大きく変化する中で、
現代の社会が抱える課題解決に向けて、建設コンサルタントとして以下の3つの事業を行っております。
建設コンサルタントは、発注者である地方自治体等からの課題(事業の発注)に対し、調査計画、設計等の業務により社会資本整備に必要となる成果物(図面や数量計算等)を作成します。
測量は、社会資本整備に必要となる基礎を作成するため、距離や角度、高さを用いて、地上起伏や形状を正確に測り、その結果を図面等に表す業務を行います。
補償コンサルタントは、公共事業の施行にあたり、土地の取得や建物の移転に必要となる補償(保証金)の調査算定を行います。
積極的に新しい技術を取り入れ、DX化による効率化に取り組んでいます。
当社は、建設分野での効率化と品質向上を目指し、BIM(Building Information Modeling)およびCIM(Construction Information Modeling)を積極的に導入しています。BIM/CIMは、建築物やインフラ施設の3次元モデルを活用し、設計・施工・維持管理までの全プロセスをデジタルで一元管理する技術です。 これにより、正確な計画立案と現場との連携が可能となり、従来のプロセスに比べて精度と生産性が大幅に向上します。さらに、関係者間での情報共有が円滑になることで、プロジェクト全体の透明性が高まり、無駄のない効率的な進行を実現します。
UAV(無人航空機)を活用した写真測量を導入し、より迅速かつ精度の高いデータ収集を行っています。UAV写真測量は、広範囲の地形や構造物を短時間で撮影し、高解像度の空撮画像から地形データを生成する手法です。これにより、従来の方法では困難だった難所や広大なエリアの調査も、安全かつ効率的に実施可能となります。高精度なデータを用いることで、設計や施工の精度向上に貢献しています。
最新の三次元点群測量技術を駆使し、正確な3Dモデルを作成しています。三次元点群測量とは、レーザースキャナーやUAV、移動体測量システムなどを用いて対象物の詳細な3次元データを取得し、点群データとして可視化する技術です。このデータにより、現場の地形や構造物の正確な形状を把握でき、設計や進捗管理の精度が向上します。複雑な形状や大規模な現場にも対応できるため、プロジェクトの効率化と品質向上に貢献しています。